陥りがちなSLII®の誤った実践法:その3

その1についてはこちらを、
その2についてはこちらをご覧ください。

SLII®研修後に実際に聞かれる受講者の声として今回は下記について考えましょう。

「『SLII®は評価のツールなのか?』『開発レベルを診断されることにどんな意味があるのか?』という不安や疑問の声がメンバーから出て当惑している。」

SLII®、そしてその「診断」の意味は、メンバーに対する「評価」ではありません。リーダーによる「診断」は、メンバーがそのタスクにおいてD1~D4のどの開発レベルにあるかを査定するものではありません。その意味は、メンバーが必要としていること、即ちメンバーのニーズを診断することにあります。

SLII®において、リーダーがすべきことは、診断されたメンバーのニーズを満たすことができるように適切なリーダーシップスタイル、リーダー行動をとることです。

「ここでピラミッドは逆さになり、日常的な序列も上下逆になる。部下の成功を助けるために、できることをなんでもするのがリーダーの役割になる。『サーバント・リーダーシップ』が始まるのだ。マネージャーは部下のために働き、彼らの進歩を称賛し、不適切な行為があったときには方向転換に導く。」
~「ケン・ブランチャード リーダーシップ論[完全版] P171」~

ピラミッドを逆さにした組織図を作成したり、「サーバント・リーダーシップ」を説いたりする組織は多くあります。しかしそれは具体的にどのように実践されているでしょうか?

SLII®は、その実践法をリーダーと組織に提供します。そしてその「診断」は、メンバーへの「評価」ではなく、SLII®という共通言語の下で、リーダーがメンバーとのオープンな対話を通じて、メンバーのニーズを把握し、その成功を支援するために行われるのです。

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